Spring Boot 1.2.x の Web アプリを 1.3.x へバージョンアップする ( 番外編 )( Java SE を 8u77 → 8u92 へ、IntelliJ IDEA を 2016.1.0 → 2016.1.1 へ、Git for Windows を 2.7.4 → 2.8.2 へバージョンアップ )
Java SE を 8u77 → 8u92 へバージョンアップする
Oracle の Java SE Downloads を見ると 8u91 と 8u92 がダウンロードできるようになっていました。今回からまた2つに戻っています。以下のページに説明があります。
- [Java, Security] New Release JDK 8u91 and JDK 8u92
https://orablogs-jp.blogspot.jp/2016/04/new-release-jdk-8u91-and-jdk-8u92.html
8u92 へバージョンアップします。
- [Java, Security] New Release JDK 8u91 and JDK 8u92
jdk-8u92-windows-x64.exe をダウンロードして C:\Java\jdk1.8.0_92 へインストールした後、環境変数 JAVA_HOME のパスを C:\Java\jdk1.8.0_92 へ変更します。
コマンドプロンプトから java -version を実行し、8u92 に変更されていることを確認します。
IntelliJ IDEA を再起動した後、ksbysample-webapp-lending で使用する Java SE を 8u92 へ変更します。
IntelliJ IDEA のメインメニューから「File」->「Project Structure...」を選択します。
「Project Structure」ダイアログが表示されます。左側のリストから「Project Settings」->「Project」を選択し、右側の画面の「Project SDK」の中の「New...」->「JDK」を選択します。
「Select Home Directory for JDK」ダイアログが表示されます。環境変数 JAVA_HOME に設定されている C:\Java\jdk1.8.0_92 が選択された状態で表示されますので、何もせずに「OK」ボタンをクリックします。
「Project Structure」ダイアログに戻ります。「Project SDK」のドロップダウンリストに選択されている JDK の表示が 1.8 (java version "1.8.0_92") となっているので、1.8 → 1.8.0_92 に変更します。「Project SDK」の中の「Edit」ボタンをクリックします。
「Platform Settings」->「SDKs」が選択された状態になります。画面右上の「Name」に表示されている文字列を "1.8" → "1.8.0_92" に変更します。
中央のリストに表示されている「1.8.0_77」を選択した後、「Delete」ボタンをクリックして削除します。
メイン画面に戻ると画面下部に「Indexing...」のメッセージが表示されますので、終了するまで待機します。
Build 及びテストで問題がないか確認します。Gradle projects View から clean タスクの実行→「Rebuild Project」メニューの実行→build タスクの実行を行い、"BUILD SUCCESSFUL" のメッセージが出力されることを確認します。
Project View で src/test を選択した後、コンテキストメニューを表示して「Run 'All Tests' with Coverage」を選択し、テストが全て成功することを確認します。
特に問題は発生しませんでした。8u92 で開発を進めます。
IntelliJ IDEA を 2016.1.0 → 2016.1.1 へバージョンアップする
IntelliJ IDEA のメインメニューから「Help」-「Check for Updates...」を選択します。
「Platform and Plugin Updates」ダイアログが表示されます。左下に「Update and Restart」ボタンが表示されていますので、「Update and Restart」ボタンをクリックします。
JRebel for IntelliJ と Lombok Plugin の update も表示されたので、チェックしたまま「Update and Restart」ボタンをクリックします。
IntelliJ IDEA が起動すると画面下部に「Indexing...」のメッセージが表示されますので、終了するまで待機します。
処理が終了すると Gradle projects View のツリーの表示が other ディレクトリしかない初期の状態に戻っていますので、左上の「Refresh all Gradle projects」ボタンをクリックして更新します。更新が完了すると application や build ディレクトリが表示されます。
clean タスク実行 → Rebuild Project 実行をした後、build タスクを実行して "BUILD SUCCESSFUL" のメッセージが表示されることを確認します。
Project View で src/test を選択した後、コンテキストメニューを表示して「Run 'All Tests' with Coverage」を選択し、テストが全て成功することを確認します。
Git for Windows を 2.7.4 → 2.8.2 へバージョンアップする
https://git-for-windows.github.io/ の「Download」ボタンをクリックして Git-2.8.2-64-bit.exe をダウンロードします。
Git-2.8.2-64-bit.exe を実行します。
「Git 2.8.2 Setup」ダイアログが表示されます。[Next >]ボタンをクリックします。
「Select Components」画面が表示されます。全てのチェックが外れたままであることを確認した後、[Next >]ボタンをクリックします。
「Adjusting your PATH environment」画面が表示されます。中央の「Use Git from the Windows Command Prompt」が選択されていることを確認後、[Next >]ボタンをクリックします。
「Configuring the line ending conversions」画面が表示されます。「Checkout Windows-style, commit Unix-style line endings」が選択されていることを確認した後、[Next >]ボタンをクリックします。
「Configuring the terminal emulator to use with Git Bash」画面が表示されます。「Use Windows'default console window」が選択されていることを確認した後、[Next >]ボタンをクリックします。
「Configuring experimental performance tweaks」画面が表示されます。「Enable file system caching」だけがチェックされていることを確認した後、[Install]ボタンをクリックします。
「Installing」画面が表示されてインストールが開始されます。
インストールが完了すると「Completing the Git Setup Wizard」のメッセージが表示された画面が表示されます。中央の「View ReleaseNotes.html」のチェックを外した後、「Finish」ボタンをクリックしてインストーラーを終了します。
コマンドプロンプトを起動して git のバージョンが 2.8.2 になっていることを確認します。
git-cmd.exe の起動も問題ないようですので、このまま 2.8.2 で作業を進めたいと思います。