共有ライブラリを管理するために Sonatype の Nexus Repository Manager OSS を使用する ( 感想 )
最後に感想です。
Nexus Repository Manager OSS 3.x はインストールが難しくないし、UI も分かりやすくて使いやすいと思います。また maven だけでなく OSS 版で npm や docker が使用できる ( Artifactory の Open Source 版では使えないらしい )、と書かれているのを見かけたことがあります。その辺も使えるようになりたいですね。
ライブラリのアップロードは build.gradle の設定が分かればあとは簡単な印象です。build.gradle の設定を調べるのが一番大変でした。
ライブラリの作成・アップロードと、別プロジェクトから利用してみて気づいた点としては、
- Gradle に cache があって前回のダウンロードから 24時間以内だと nexus にアップロードされたコンポーネントが更新されてもダウンロードされない、というのがかなり分かりずらいです ( 共有ライブラリを管理するために Sonatype の Nexus Repository Manager OSS を使用する ( その8 )( build.gradle に 1.0-SNAPSHOT のバージョンで記述している時にライブラリを更新するとすぐに反映されるのか? ) 参照 )。
- Gradle って依存関係の解決にいろいろやってくれているんだな、という点に気づきました。Web アプリケーションを作っているだけだと全然気にしていませんでした。
ライブラリを作ってあらためて Spring Boot の auto-configuration の便利さに気付かされました。build.gradle にライブラリを使用するように記述するだけでいろいろ自動で設定してくれるというのが本当にすごい!、こんなものもライブラリ化できるようになるんだな、と思いました。
さて、次は何をしましょうか。考え中です。。。