Java SE を 8u112 → 8u121 へ、IntelliJ IDEA を 2016.3.2 → 2016.3.3 へ、Git for Windows を 2.11.0 → 2.11.0(3) へバージョンアップ
Java SE を 8u112 → 8u121 へバージョンアップする
Oracle の Java SE Downloads を見ると 8u121 がダウンロードできるようになっていました。以下のページに説明があります。
- [Java] Java SE 8 Update 121 and More
https://orablogs-jp.blogspot.jp/2017/01/java-se-8-update-121-and-more.html
8u121 へバージョンアップします。
- [Java] Java SE 8 Update 121 and More
jdk-8u121-windows-x64.exe をダウンロードして C:\Java\jdk1.8.0_121 へインストールした後、環境変数 JAVA_HOME のパスを C:\Java\jdk1.8.0_121 へ変更します。
コマンドプロンプトから
java -version
を実行し、1.8.0_121
に変更されていることを確認します。開いているプロジェクトを閉じて「Welcome to IntelliJ IDEA」ダイアログを表示します。
ダイアログ下部の「Configure」-「Project Defaults」-「Project Structure」を選択します。
「Default Project Structure」ダイアログが表示されます。画面左側で「Project Settings」-「Project」を選択後、画面右側の「Project SDK」の「New…」ボタンをクリックし、表示されるメニューから「JDK」を選択します。
「Select Home Directory for JDK」ダイアログが表示されます。環境変数 JAVA_HOME のディレクトリが選択された状態で表示されますので、そのまま「OK」ボタンをクリックします。
「Default Project Structure」ダイアログに戻るので、今度は「Project SDK」の「Edit」ボタンをクリックします。
画面左側で「Platform Settings」-「SDKs」が選択された状態になるので、画面右上の入力フィールドで “1.8” → “1.8.0_121” へ変更します。
次に中央のリストから「1.8.0_112」を選択した後、リストの上の「-」ボタンをクリックして削除します。
「OK」ボタンをクリックして「Default Project Structure」ダイアログを閉じます。
「Welcome to IntelliJ IDEA」ダイアログに戻ったら、ksbysample-library-depend-nospring プロジェクトを開きます。
IntelliJ IDEA のメイン画面が開いたら、メニューから「File」-「Project Structure…」を選択します。
「Project Structure」ダイアログが表示されます。以下の画像の状態になっているので、
「Project SDK」と「Project language level」を選択し直します。
「OK」ボタンをクリックして「Project Structure」ダイアログを閉じます。
メイン画面に戻ると画面右下に「Indexing…」の表示が出るので、終了するまで待ちます。
Build 及びテストで問題がないか確認します。Gradle projects View から clean タスクの実行→「Rebuild Project」メニューの実行→build タスクの実行を行い、"BUILD SUCCESSFUL" のメッセージが出力されることを確認します。
特に問題は発生しませんでした。8u121 で開発を進めます。
IntelliJ IDEA を 2016.3.2 → 2016.3.3 へバージョンアップする
IntelliJ IDEA の 2016.3.3 がリリースされたのでバージョンアップします。
- IntelliJ IDEA 2016.3.3 Release Notes
https://confluence.jetbrains.com/display/IDEADEV/IntelliJ+IDEA+2016.3.3+Release+Notes
※上の Java SE のバージョンアップからの続きで ksbysample-nexus-repomng/ksbysample-library-depend-nospring プロジェクトを開いた状態でバージョンアップしています。
IntelliJ IDEA のメインメニューから「Help」-「Check for Updates…」を選択します。
「Platform and Plugin Updates」ダイアログが表示されます。左下に「Update and Restart」ボタンが表示されていますので、「Update and Restart」ボタンをクリックします。
JRebel for IntelliJ と Lombok Plugin の update も表示されたので、チェックしたまま「Update and Restart」ボタンをクリックします。
Patch がダウンロードされて IntelliJ IDEA が再起動します。今回は再起動時に以下の画像の「Update」ダイアログが表示されたので、「Proceed」ボタンをクリックします。
メイン画面が表示されると画面下部に「Indexing…」のメッセージが表示されますので、終了するまで待機します。
処理が終了すると Gradle Tool Window のツリーの表示が other グループしかない初期の状態に戻っていますので、左上の「Refresh all Gradle projects」ボタンをクリックして更新します。更新が完了すると build グループ等が表示されます。
clean タスク実行 → Rebuild Project 実行をした後、build タスクを実行して “BUILD SUCCESSFUL” のメッセージが表示されることを確認します。
Project Tool Window で src/test を選択した後、コンテキストメニューを表示して「Run ‘All Tests’ with Coverage」を選択し、テストが全て成功することを確認します。
Git for Windows を 2.11.0 → 2.11.0(3) へバージョンアップする
Git for Windows の 2.11.0(3) がリリースされていたのでバージョンアップします。実は前回バージョンアップした時に気づかなかったのですが、git-cmd.exe を起動した画面で日本語が表示・入力できなくなっていました。
https://git-for-windows.github.io/ の「Download」ボタンをクリックして Git-2.11.0.3-64-bit.exe をダウンロードします。
Git-2.11.0.3-64-bit.exe を実行します。
「Git 2.11.0.3 Setup」ダイアログが表示されます。[Next >]ボタンをクリックします。
「Select Components」画面が表示されます。全てのチェックが外れたままであることを確認した後、[Next >]ボタンをクリックします。
「Adjusting your PATH environment」画面が表示されます。中央の「Use Git from the Windows Command Prompt」が選択されていることを確認後、[Next >]ボタンをクリックします。
「Configuring the line ending conversions」画面が表示されます。「Checkout Windows-style, commit Unix-style line endings」が選択されていることを確認した後、[Next >]ボタンをクリックします。
「Configuring the terminal emulator to use with Git Bash」画面が表示されます。「Use Windows'default console window」が選択されていることを確認した後、[Next >]ボタンをクリックします。
「Configuring extra options」画面が表示されます。「Enable file system caching」だけがチェックされていることを確認した後、[Next >]ボタンをクリックします。
「Configuring experimental options」画面が表示されます。全てのチェックが外れたままであることを確認した後、[Install]ボタンをクリックします。
インストールが完了すると「Completing the Git Setup Wizard」のメッセージが表示された画面が表示されます。中央の「View ReleaseNotes.html」のチェックを外した後、「Finish」ボタンをクリックしてインストーラーを終了します。
コマンドプロンプトを起動して git のバージョンが
git version 2.11.0.windows.3
になっていることを確認します。git-cmd.exe を起動して日本語の表示・入力が問題ないかを確認します。
特に問題はないようですので、2.11.0(3) で作業を進めたいと思います。