Spring Boot 1.3.x の Web アプリを 1.4.x へバージョンアップする ( 番外編 )( IntelliJ IDEA に Request mapper Plugin をインストールする )
概要
記事一覧はこちらです。
今朝 Twitter を見ていたら、珍しく IntelliJ IDEA の Plugin に関するメッセージが流れてきました。
Cool, #springmvc controller navigation for @intellijidea https://t.co/bifoFtnmWQ
— SpringCentral (@springcentral) 2017年3月20日
Request mapper という名称の Plugin で、@RequestMapping 系のアノテーションに記述した URL を検索・ジャンプすることができる Plugin のようです。
Spring Tool Window の MVC タブでも URL 一覧は表示できますが、Plugin を紹介している動画を見ていると軽快に検索・ジャンプできるように見えて便利そうだったので、入れて試してみたいと思います。
参照したサイト・書籍
目次
手順
Request mapper Plugin をインストールする
IntelliJ IDEA のメインメニューから「File」-「Settings…」を選択します。
「Settings」ダイアログが表示されます。画面左側のリストから「Plugins」を選択した後、画面中央下にある「Browse repositories…」ボタンをクリックします。
「Browse Repositories」ダイアログが表示されます。左上の検索フィールドに “request mapper” と入力すると、その下のリストに Request mapper Plugin が表示されますので、画面右側に表示される「Install」ボタンをクリックします。
Plugin がダウンロードされた後「Install」ボタンが「Restart IntelliJ IDEA」ボタンに変わりますので、クリックします。
一旦「Settings」ダイアログに戻りますので、画面下の「OK」ボタンをクリックします。
「Platform and Plugin Updates」ダイアログが表示されますので「Restart」ボタンをクリックします。
Request mapper Plugin を使ってみる
Ctrl+Shift+¥ を入力すると画面中央に検索フィールドが表示されます。
“/” だけ入力すると全ての URL がヒットするようです。URL 一覧を見てみるとテストクラスに記述した “/exceptionHandlerAdviceTest” もヒットしていました。src/main/java の下だけでなく src/main/test の下も対象になるようです。
中間一致検索もしてくれます。例えば “download” という文字を入力すると、URL に “download” という文字が含まれているものだけが表示されます。
またそのまま続けて “view” と入力すると、"download" と “view” という文字が含まれている URL だけが表示されました。大文字小文字の区別はされていないので、検索しやすそうです。
検索文字列のヒットには、途中に “/” が入っているとかは関係ないようです。"resultresponse" と入力すると “result” と “response” という文字が含まれる URL が表示されました。
ただし “result” + “oad” ( “download” の最後の3文字 ) = “resultoad” と入力すると何もヒットしませんでした。単語を区別して検索しているのでしょうか? URL がヒットしないと検索文字列が赤く表示されます。
単に “oad” だとヒットしますね。
検索文字列を他に試していたところ、"resultfile" と “resultby” はヒットするのに “resultdownload” はヒットしませんでした。最初に文字列をヒットした後は、キャメルケースになっているところでヒットするか否かを判断しているようです。
ヒットした URL 一覧からソースコードにジャンプしたい URL を選択して Enter キーを押すと、対応する箇所にジャンプします。
少し使ってみただけですが、動作が軽快でいいですね! 以前から欲しいと思っていた機能の Plugin なので、しばらく使ってみたいと思います。
履歴
2017/03/22
初版発行。