Spring Boot 2.1.x の Web アプリを 2.2.x へバージョンアップする ( 感想 )
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今回は大きな変更がなかったので、ひたすら色々なモジュールをバージョンアップして細かな変更点に対応していった感じです。2.0、2.1 へのバージョンアップと比較すると結構楽でした。
Spring Boot 2.2 Release Notes から 1.5 以前の Release Notes へのリンクが消えました。https://github.com/spring-projects/spring-boot/wiki/Spring-Boot-1.3-Release-Notes のように URL のバージョンを変更すればアクセスは可能ですが、1 系は EOL になったので当然の流れでしょう。ページ自体がなくなる可能性もあるので、1系は速やかに 2系にバージョンアップした方が良さそうです。
-XX:TieredStopAtLevel=1
+-Dspring.main.lazy-initialization=true
で実行時間が短縮できるのは結構便利な気がします。しばらく開発環境やテスト時には利用していくつもりです。Gradle を 6 系にバージョンアップしましたが、
Deprecated Gradle features were used in this build, making it incompatible with Gradle 7.0.
のメッセージが出るようになりました。Gradle 7 になると compile 等の旧構文が使用できなくなるようです。5 系 → 6系が出るまで約 1年かかっているので、7 系が出るのも 1 年くらいなのかな? Spring Framework の 6 系へのバージョンアップと重なったら大変そうです。。。(どうなるかは分かりませんが)珍しく Checkstyle のバージョンアップでエラーが出ましたが、google_checks.xml が最新版に対応していることに気づけました。今後はバージョンアップ時に差分を反映していくことにします。
Spotbugs の findsecbugs-plugin が結構いい指摘をしてくれます。Spotbugs を導入するなら一緒に導入することをお勧めします。