かんがるーさんの日記

最近自分が興味をもったものを調べた時の手順等を書いています。今は Spring Boot をいじっています。

Spring Boot 2.3.x の Web アプリを 2.4.x へバージョンアップする ( その2 )( Spring Boot を 2.3.7 → 2.3.9 へ、Gradle を 6.5.1 → 6.8.3 へバージョンアップする )

概要

記事一覧はこちらです。

Spring Boot 2.3.x の Web アプリを 2.4.x へバージョンアップする ( その1 )( 概要 ) の続きです。

  • 今回の手順で確認できるのは以下の内容です。
    • Spring Boot のバージョンを 2.3 系の最新バージョンである 2.3.9 へ、Gradle のバージョンを 6.x 系の最新バージョンである 6.8.3 に上げて build できることを確認します。
    • 今回は問題がなければライブラリはバージョンアップしません。

参照したサイト・書籍

目次

  1. 2.4.x ブランチの作成
  2. Spring Boot を 2.3.7 → 2.3.9 にバージョンアップする
  3. Gradle を 6.5.1 → 6.8.3 にバージョンアップする

手順

2.3.x ブランチの作成

master から 2.4.x ブランチを、2.3.x から feature/136-issue ブランチを作成します。

Spring Boot を 2.2.2 → 2.2.9 にバージョンアップする

build.gradle の以下の点を変更します。

buildscript {
    ext {
        group "ksbysample"
        version "2.3.9-RELEASE"
    }
    repositories {
        mavenCentral()
        maven { url "https://repo.spring.io/release/" }
        gradlePluginPortal()
    }
    dependencies {
        // for doma-codegen-plugin
        classpath "org.postgresql:postgresql:42.2.14"
    }
}

plugins {
    id "java"
    id "eclipse"
    id "idea"
    id "org.springframework.boot" version "2.3.9.RELEASE"
    id "io.spring.dependency-management" version "1.0.11.RELEASE"
    id "groovy"
    id "checkstyle"
    id "com.github.spotbugs" version "4.5.0"
    id "pmd"
    id "net.ltgt.errorprone" version "1.2.1"
    id "com.gorylenko.gradle-git-properties" version "2.2.3"
    id "org.seasar.doma.codegen" version "1.2.1"
}

..........
  • buildscript block の以下の点を変更します。
    • version "2.3.7-RELEASE"version "2.3.9-RELEASE"
  • plugins block の以下の点を変更します。
    • id "org.springframework.boot" version "2.3.7.RELEASE"id "org.springframework.boot" version "2.3.9.RELEASE"
    • id "io.spring.dependency-management" version "1.0.10.RELEASE"id "io.spring.dependency-management" version "1.0.11.RELEASE"

Gradle Tool Window の左上にある「Refresh all Gradle projects」ボタンをクリックして更新します。

Gradle を 6.5.1 → 6.8.3 にバージョンアップする

build.gradle の wrapper タスクの記述を以下のように変更します。

wrapper {
    gradleVersion = "6.8.3"
    distributionType = Wrapper.DistributionType.ALL
}
  • gradleVersion = "6.5.1"gradleVersion = "6.8.3" に変更します。

コマンドプロンプトから gradlew wrapper --gradle-version=6.8.3gradlew --version コマンドを実行します。

f:id:ksby:20210228202307p:plain

gradle/wrapper/gradle-wrapper.properties は以下の内容になります。

distributionBase=GRADLE_USER_HOME
distributionPath=wrapper/dists
distributionUrl=https\://services.gradle.org/distributions/gradle-6.8.3-all.zip
zipStoreBase=GRADLE_USER_HOME
zipStorePath=wrapper/dists

JVM を呼び出す時のメモリ割り当ての記述が元に戻りますが gradlew.bat 内の記述はそのままにします。

Gradle Tool Window の左上にある「Refresh all Gradle projects」ボタンをクリックして更新します。

.gradle ディレクトリの下にバージョン番号のディレクトリがあるので、6.8.3 以外を削除します。

clean タスク実行 → Rebuild Project 実行 → build タスクを実行すると "BUILD SUCCESSFUL" のメッセージが出力されました。

f:id:ksby:20210228203419p:plain

履歴

2021/02/28
初版発行。