Spring Boot 1.5.x の Web アプリを 2.0.x へバージョンアップする ( その1 )( 概要 )
概要
記事一覧はこちらです。
- 「Spring Boot で書籍の貸出状況確認・貸出申請する Web アプリケーションを作る」で作成した Web アプリケーション ( ksbysample-webapp-lending ) の Spring Boot のバージョンを 1.5.4 → 2.0.8 へバージョンアップします。
- 進め方は以下の方針とします。
- Git のブランチは 2.0.x を作成して、そちらで作業します。Spring Boot のバージョンと合わせます。
- 最初に Gradle のバージョンを 3.5 → 4.x へバージョンアップします。
- 次に Spring Boot のバージョン番号を 2.0.8 にします。
- Spring Initializr で 2.0.x のプロジェクトを作成して、修正した方がよさそうな点があれば反映します。
- Spring IO Platform は 9 April 2019 に EOL を迎えるので、Spring Boot の BOM を利用するように変更します。
- ライブラリは最新バージョンにアップデートします。
- build.gradle の記述についても、プラグインの書き方を
apply plugin: ...
から plugins block に変更したり、それ意外にも build.gradle の書き方で変更した方が良い点を変更します。
- プロジェクトを build し直してエラーが出る点があれば修正し、まずはここまでで動くようにします。
- その後で 2.0 系ではこう書くべきという点があるか確認し、変更した方がよいところを修正します。
- 以下の対応もする予定です。
2.0 の Release Notes、Migration Guide はこちらです。
Spring Boot 2.0 Release Notes
https://github.com/spring-projects/spring-boot/wiki/Spring-Boot-2.0-Release-Notes
Spring Boot 2.0 Migration Guide
https://github.com/spring-projects/spring-boot/wiki/Spring-Boot-2.0-Migration-Guide
履歴
2018/08/29
初版発行。
2018/10/16
* Spring Boot 2.0 Migration Guide のリンクを追加しました。
2019/02/06
* Spring Boot のバージョンアップ後のバージョンを 2.0.4 → 2.0.8 に修正しました。