共有ライブラリを管理するために Sonatype の Nexus Repository Manager OSS を使用する ( 番外編 )( Java SE を 8u102 → 8u112 へ、Git for Windows を 2.9.2 → 2.10.2 へバージョンアップ )
約2ヶ月ぶりに再開です。まずはソフトウェアのバージョンアップから。
Java SE を 8u102 → 8u112 へバージョンアップする
かなり前から 8u111 と 8u112 がダウンロードできるようになっていましたが、バージョンアップしていなかったので 8u112 へバージョンアップします。
- [Java, Security] JDK 8u111, 8u112, 7u121, and 6u131 Released!
https://orablogs-jp.blogspot.jp/2016/07/jdk-8u101-8u102-7u111-and-6u121-released.htmlhttps://orablogs-jp.blogspot.jp/2016/10/jdk-8u111-8u112-7u121-and-6u131-released.html
- [Java, Security] JDK 8u111, 8u112, 7u121, and 6u131 Released!
jdk-8u112-windows-x64.exe をダウンロードして C:\Java\jdk1.8.0_112 へインストールした後、環境変数 JAVA_HOME のパスを C:\Java\jdk1.8.0_112 へ変更します。
コマンドプロンプトから java -version を実行し、8u112 に変更されていることを確認します。
開いている ksbysample-library-depend-nospring プロジェクトを閉じて「Welcome to IntelliJ IDEA」ダイアログを表示します。
ダイアログ下部の「Configure」-「Project Defaults」-「Project Structure」を選択します。
「Default Project Structure」ダイアログが表示されます。画面左側で「Project Settings」-「Project」を選択後、画面右側の「Project SDK」の「New...」ボタンをクリックし、表示されるメニューから「JDK」を選択します。
「Select Home Directory for JDK」ダイアログが表示されます。環境変数 JAVA_HOME のディレクトリが選択された状態で表示されますので、そのまま「OK」ボタンをクリックします。
「Default Project Structure」ダイアログに戻るので、今度は「Project SDK」の「Edit」ボタンをクリックします。
画面左側で「Platform Settings」-「SDKs」が選択された状態になるので、画面右上の入力フィールドで "1.8" → "1.8.0_112" へ変更します。
次に中央のリストから「1.8.0_102」を選択した後、リストの上の「-」ボタンをクリックして削除します。
「OK」ボタンをクリックして「Default Project Structure」ダイアログを閉じます。
「Welcome to IntelliJ IDEA」ダイアログに戻ったら、ksbysample-library-depend-nospring プロジェクトを開きます。
IntelliJ IDEA のメイン画面が開いたら、メニューから「File」-「Project Structure...」を選択します。
「Project Structure」ダイアログが表示されます。以下の画像の状態になっているので、
「Project SDK」と「Project language level」を選択し直します。
「OK」ボタンをクリックして「Project Structure」ダイアログを閉じます。
メイン画面に戻ると画面右下に「Indexing...」の表示が出るので、終了するまで待ちます。
メニューから「File」-「Settings...」を選択します。
「Settings」ダイアログが表示されます。画面左上の検索フィールドに "Gradle" と入力してから、画面左側の「Build, Execution, Deployment」-「Build, Tools」-「Gradle」を選択した後、画面右側の「Gradle JVM」で「Use Project JDK」を選択します。
※この設定を変更しないと、Gradle projects View からタスク ( 例えば clean タスク等 ) を実行してもエラーも出ずにタスクが実行されたまま終了しないようになります。
「OK」ボタンをクリックして「Settings」ダイアログを閉じます。
Build 及びテストで問題がないか確認します。Gradle projects View から clean タスクの実行→「Rebuild Project」メニューの実行→build タスクの実行を行い、"BUILD SUCCESSFUL" のメッセージが出力されることを確認します。
特に問題は発生しませんでした。8u112 で開発を進めます。
Git for Windows を 2.9.2 → 2.10.2 へバージョンアップする
https://git-for-windows.github.io/ の「Download」ボタンをクリックして Git-2.10.2-64-bit.exe をダウンロードします。
Git-2.10.2-64-bit.exe を実行します。
「Git 2.10.2 Setup」ダイアログが表示されます。[Next >]ボタンをクリックします。
「Select Components」画面が表示されます。全てのチェックが外れたままであることを確認した後、[Next >]ボタンをクリックします。
「Adjusting your PATH environment」画面が表示されます。中央の「Use Git from the Windows Command Prompt」が選択されていることを確認後、[Next >]ボタンをクリックします。
「Configuring the line ending conversions」画面が表示されます。「Checkout Windows-style, commit Unix-style line endings」が選択されていることを確認した後、[Next >]ボタンをクリックします。
「Configuring the terminal emulator to use with Git Bash」画面が表示されます。「Use Windows'default console window」が選択されていることを確認した後、[Next >]ボタンをクリックします。
「Configuring experimental performance tweaks」画面が表示されます。「Enable file system caching」だけがチェックされていることを確認した後、[Install]ボタンをクリックします。
インストールが完了すると「Completing the Git Setup Wizard」のメッセージが表示された画面が表示されます。中央の「View ReleaseNotes.html」のチェックを外した後、「Finish」ボタンをクリックしてインストーラーを終了します。
コマンドプロンプトを起動して git のバージョンが 2.10.2 になっていることを確認します。
git-cmd.exe の起動も問題ないようですので、このまま 2.10.2 で作業を進めたいと思います。