Java SE を 8u121 → 8u131 へ、IntelliJ IDEA を 2017.1 → 2017.1.1 へ、Git for Windows を 2.12.2 → 2.12.2(2) へバージョンアップ
※ksbysample-webapp-lending プロジェクトを開いた状態でバージョンアップしています。
Java SE を 8u121 → 8u131 へバージョンアップする
Oracle の Java SE Downloads を見ると 8u131 がダウンロードできるようになっていました。以下のページに説明があります。
- [Java] JDK 8u131, 7u141, and 6u151 Released!
https://orablogs-jp.blogspot.jp/2017/04/jdk-8u131-7u141-and-6u151-released.html
8u131 へバージョンアップします。
- [Java] JDK 8u131, 7u141, and 6u151 Released!
jdk-8u131-windows-x64.exe をダウンロードして C:\Java\jdk1.8.0_131 へインストールした後、環境変数 JAVA_HOME のパスを C:\Java\jdk1.8.0_131 へ変更します。
コマンドプロンプトから
java -version
を実行し、1.8.0_131
に変更されていることを確認します。開いているプロジェクトを閉じて「Welcome to IntelliJ IDEA」ダイアログを表示します。
ダイアログ下部の「Configure」-「Project Defaults」-「Project Structure」を選択します。
「Default Project Structure」ダイアログが表示されます。画面左側で「Project Settings」-「Project」を選択後、画面右側の「Project SDK」の「New…」ボタンをクリックし、表示されるメニューから「JDK」を選択します。
「Select Home Directory for JDK」ダイアログが表示されます。今回は環境変数 JAVA_HOME のディレクトリが選択された状態で表示されませんでした。。。? C:\Java\jdk1.8.0_131 を選択した後、「OK」ボタンをクリックします。
「Default Project Structure」ダイアログに戻るので、今度は「Project SDK」の「Edit」ボタンをクリックします。
画面左側で「Platform Settings」-「SDKs」が選択された状態になるので、画面右上の入力フィールドで “1.8” → “1.8.0_131” へ変更します。
次に中央のリストから「1.8.0_121」を選択した後、リストの上の「-」ボタンをクリックして削除します。
「OK」ボタンをクリックして「Default Project Structure」ダイアログを閉じます。
「Welcome to IntelliJ IDEA」ダイアログに戻ったら、ksbysample-webapp-lending プロジェクトを開きます。
IntelliJ IDEA のメイン画面が開いたら、メニューから「File」-「Project Structure…」を選択します。
「Project Structure」ダイアログが表示されます。以下の画像の状態になっているので、
「Project SDK」と「Project language level」を選択し直します。
「OK」ボタンをクリックして「Project Structure」ダイアログを閉じます。
メイン画面に戻ると画面右下に「Indexing…」の表示が出るので、終了するまで待ちます。
Build 及びテストで問題がないか確認します。Gradle projects View から clean タスクの実行→「Rebuild Project」メニューの実行→build タスクの実行を行い、"BUILD SUCCESSFUL" のメッセージが出力されることを確認します。
Project Tool Window で src/test を選択した後、コンテキストメニューを表示して「Run ‘All Tests’ with Coverage」を選択し、テストが全て成功することを確認します。
特に問題は発生しませんでした。8u131 で開発を進めます。
IntelliJ IDEA を 2017.1 → 2017.1.1 へバージョンアップする
IntelliJ IDEA の 2017.1.1 がリリースされたのでバージョンアップします。
- IntelliJ IDEA 2017.1.1 Release Notes
https://confluence.jetbrains.com/display/IDEADEV/IntelliJ+IDEA+2017.1.1+Release+Notes
※上の Java SE のバージョンアップからの続きで ksbysample-webapp-lending プロジェクトを開いた状態でバージョンアップしています。
IntelliJ IDEA のメインメニューから「Help」-「Check for Updates…」を選択します。
「Platform and Plugin Updates」ダイアログが表示されます。左下に「Update and Restart」ボタンが表示されていますので、「Update and Restart」ボタンをクリックします。
Plugin の update も表示されたので、チェックしたまま「Update and Restart」ボタンをクリックします。
Patch がダウンロードされて IntelliJ IDEA が再起動します。
メイン画面が表示されます。今回は画面下部に「Indexing…」のメッセージが表示されませんでした。。。?
処理が終了しても Gradle Tool Window のツリーの表示は other グループしかない初期の状態に戻らず、build グループ等が表示された状態でした。これまでバージョンアップする度に更新しないといけないのは手間だったので、これは嬉しいですね。
clean タスク実行 → Rebuild Project 実行をした後、build タスクを実行して “BUILD SUCCESSFUL” のメッセージが表示されることを確認します。
Project Tool Window で src/test を選択した後、コンテキストメニューを表示して「Run ‘All Tests’ with Coverage」を選択し、テストが全て成功することを確認します。
Git for Windows を 2.12.2 → 2.12.2(2) へバージョンアップする
Git for Windows の 2.12.2(2) がリリースされていたのでバージョンアップします。
https://git-for-windows.github.io/ の「Download」ボタンをクリックして Git-2.12.2.2-64-bit.exe をダウンロードします。
Git-2.12.2.2-64-bit.exe を実行します。
「Git 2.12.2.2 Setup」ダイアログが表示されます。[Next >]ボタンをクリックします。
「Select Components」画面が表示されます。「Git LFS(Large File Support)」のチェックボックスが追加されたようで、チェックされた状態で表示されました。この項目だけチェックした状態で [Next >]ボタンをクリックします。
「Adjusting your PATH environment」画面が表示されます。中央の「Use Git from the Windows Command Prompt」が選択されていることを確認後、[Next >]ボタンをクリックします。
「Choosing HTTPS transport backend」画面が表示されます。「Use the OpenSSL library」が選択されていることを確認後、[Next >]ボタンをクリックします。
「Configuring the line ending conversions」画面が表示されます。「Checkout Windows-style, commit Unix-style line endings」が選択されていることを確認した後、[Next >]ボタンをクリックします。
「Configuring the terminal emulator to use with Git Bash」画面が表示されます。「Use Windows'default console window」が選択されていることを確認した後、[Next >]ボタンをクリックします。
「Configuring extra options」画面が表示されます。「Enable file system caching」だけがチェックされていることを確認した後、[Install]ボタンをクリックします。
インストールが完了すると「Completing the Git Setup Wizard」のメッセージが表示された画面が表示されます。中央の「View ReleaseNotes.html」のチェックを外した後、「Finish」ボタンをクリックしてインストーラーを終了します。
コマンドプロンプトを起動して git のバージョンが
git version 2.12.2.windows.2
になっていることを確認します。git-cmd.exe を起動して日本語の表示・入力が問題ないかを確認します。
特に問題はないようですので、2.12.2(2) で作業を進めたいと思います。